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『Chainerによる実践深層学習』が出版されます

9月9日にChainer本が出るようです。

Chainerによる実践深層学習
新納浩幸
オーム社
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出版社の目次はこちら
Chainerによる実践深層学習 | 理工学専門書,情報科学,知識科学・人工知能 | Ohmsha


目次を簡単にまとめたものはこちら。
1〜2章 Chainerを使う以前の基礎(Numpy、ニューラルネットについて)
3章 Chainerの基礎(Variable・links・optimizersなどの解説)
4章~5章 サンプルやAutoEncoderを実装してChainerを使って動かしてみるとこまで

6章 word2vecを通し、自然言語にNNがどのように使われているかの導入
7章 RNN、LSTM、GRUを使った自然言語への利用(言語モデル=LMも)
8章 Encoder-Decoderで翻訳モデルを構築 Attentionも

9章 画像系に強い他のフレームワークCaffeの学習済みモデルをChainerで使う
10章 GPUの利用(多分インストールするところまでで効率的な使い方の解説とかは無い?)

現在の深層NNの花形であるCNN系への言及が見当たりませんが、そのぶん6〜8章と自然言語まわりにページ数を割いてくれています。
Kerasが日本語ドキュメントを完備した一方でChainerはそういう話が全く無かったので、この本をきっかけにChainer使う人が増えると嬉しいですね。